Archive for the ‘Technology’ Category

SIGGRAPH Asia 2010 Vol.2

火曜日, 12月 28th, 2010

二日目は会場を回りました。

地下鉄で大東門から40分でCoex付近の三星駅に到着し地下道から行きました。
平日の朝なので、通勤通学ラッシュの中、読めないハングル文字と言葉で非常に不安でしたが、片言でもわかる英語が聞こえるだけで何とか目的地に着けるもんなんですね。(乗り換えの時は凄く不安・・・)

会場で、各ブースを回りました。
中では、自分達がよく使用しているプラグインメーカーのChaosGroup社のブースや、ルーカスフィルム・シンガポールのブースなど
業界で見慣れた会社が色々ありました。

その中でいくつか紹介していきたいと思います。

韓国のDigital IDEA社のブースです。
ここでは、韓国の邦画の編集作業をメインにされている会社のようです。
スケールの大きなシーンの合成映像がデモリールとして上映されていました。
あまり日本の邦画で出会えるVFXと違い、非常にエネルギッシュで大掛かりな作業をしているように思いました。
日本でもこの位・・・・って思いましたが、少し負けてる気がしちゃいました。精進して頑張ります。

The Bakery社のBakery Relightというソフトを展示していました。

あまり前知識はありませんでしたが、展示している映像を見ていると、
3Dである程度シーンを構築した後に、ライティングやシーンで使うエフェクト、ファーなどをプリレンダー素材を使わずに一緒にレンダリングが出来るようです。
いろんなことが出来るようですが、ちょっとしたことで、3Dソフトに戻ってという作業が編集上で触れることにメリットがありそうです。

ChaosGroup社では、社内でも使用している3dsMaxプラグインのV-Rayのデモンストレーションが行われました。
幸い、スタートする前に少し日本語を喋れるスタッフさんに予備知識を頂くことが出来ました。
解ったことは、今回のV-RayRTは、非常に早い。CPUをGPUに変更するだけで結構早い描画が出来るようです。
早くなれば、ライティングなどの詰め作業が効率よくできると思います。
ぜひ使いたいですね。
ここでは、約1時間デモンストレーションが行われました。
その後にChaosGroupの社長さんと握手しました。
かなりミスターアメリカって感じの、太っていて、大きくて、ロンゲポニーテールで、髭を蓄えた方でした。

ルーカスフィルム・シンガポールでは、リクルート活動をしていましたね。
どうもスターウォーズなどのゲームを中心に活躍されているみたいです。

あとは、日本から、東京大学、東京芸大、などの学生さんのブースや韓国の学校のブースなど多数ありました。
見て回るには、1泊2日では、少しきつかったですが、会場の熱気に刺激を受けたので2011年も頑張っていきます。
では、また。

長文失礼!!

SIGGRAPH Asia 2010 Vol.1

金曜日, 12月 24th, 2010

お久しぶりです。Saimotoです。

今回、12月15日・16日に韓国ソウルで行われた

SIGGRAPHE Asia 2010に参加しました。
久しぶりの海外なので、不安でした。

↑参考動画1

↑参考動画2

↑金浦空港周辺

ご同行させていただいた、ギャラクシー・オブ・テラーのみなさん有難う御座います。

一日目は、空港についてから、バスで会場であるコエックス行きに乗り1時間。ビジネス街のど真ん中に会場がありました。大阪で言うと中ノ島周辺?

入ってからすぐに、ニュースにもなっていた全国軍事避難訓練に巻き込まれました。
と言っても、建物内に非難し、通路に出ないぐらいです。出ようとすれば怒られますけど。

↑シーグラフアジア2010会場入り口(防災訓練中)

その後に、Foundry社の「Nuke」「Mari」「Katana」などのアプリケーションセミナーにT氏と参加しました。
Foundryのソフトに関してKeylightの知識しかなく不安でしたが、T氏の解説があり、どことなく理解できました。

「Nuke」は、3Dのライティング作業と2Dで行うコンポジット作業を合わせたノード式の1Cut編集ソフトなのだと理解しました。サンプルデータでは、アイアンマンの1シーンなどがあり、映画の1カット入魂が垣間見えました。

「Mari」は、3Dのマッピングソフトのようです。
ある程度、3Dソフトでモデリングと、アニメーションをベイクしたデータを「Mari」で開き、テクスチャを貼っていました。3Dデータをパーステクティブビューで2次元上に把握して、貼っていきます。
UVを気にせずに貼っていくことが出来るので、非常に早く貼れると思いました。
サンプルデータで、映画「アバター」主人公サムのマッピングをしていました。
マッ ピングデータの作り方に根性を感じました。顔から、石膏の型を採り、シリコンで埋め、毛穴などの凹凸を採取し、固まったシリコンをアジの開き状に。その 後、暗幕の中に水槽の置いているスキャナーがありました。

水槽内のガラスでシリコンをを挟みスキャニングしてました。非常に大きなサイズの肌のテクスチャ ができていました。それを「Mari」の筆ツールで編集していました。こういうのを見るとリアルな物を作ってみたくなりますね。

「Katana」ですが、まだアプリケーション上で見せていただけませんでした。画像を見る限り、上位版編集機のSmokeやInfernoを意識した作りになっていて、デスクトップPCで動くように作られていました。
価格は、わかりませんが・・・・・。

↑セミナーの様子

そしてセミナーは終わり、8時過ぎになっていました。(腹減った。着いてから非常に甘い韓国版ジョージアしか飲んでませんでした。)

ハングルと英語とT氏の日本語で半分は理解できたかなと思ってます。
一日目は、これにて終了です。

二日目は、また後日追記します。

モーションVR

木曜日, 6月 17th, 2010

world cupが始まってから、連日深夜のTV鑑賞時間が伸びています。
面白いのでついつい遅くまで起きてしまい、若干寝不足気味です。
日本も先日良い結果を残したので、次の試合に繋がるといいですね。

昨年からモーションVRという技法を使った
視点を自由に操作できる映像
が少しづ増えていますが、
ハーレーダビッドソンのサイトでもそれを使ってツーリングをしている映像を紹介しています。

(画像をクリックするとリンク先にジャンプします。)

GoogleMapを利用して、位置情報と連動しながら
ツーリングする模様をモーションVRで360度みる事ができます。

色々な角度で自由に観る事ができるので、
ハーレーダビッドソンに乗ってツーリングしている気分になれます。

ただ自由度が高すぎるので、
あまりグリグリ動かすとちょっと酔いそうなのでやりすぎには注意です。

—-toryu—-

Augmented Driving

金曜日, 4月 16th, 2010

暖かくなってきたかと思えば、
また寒くなったりと最近変な気候ですね。
衣装ケース中身を入れ替えしたいところですが、
なかなかそれもできずにいます。

世間では一般的にCO2排出量による温暖化が
色々な影響を及ぼすという事を表面的にメディアは伝えていますが、
決してそうではなく、実のところ地球は寒冷化に向かっているそうです。

最近世の中の情報は、さまざまな利権や思い込みがからんでいるので
真実が分かりにくい世界になってしまったなあと感じる今日この頃です。

それはさておき
ちょこちょことブログなどで紹介されている
AR(拡張現実)を使ったiPhone用ドライブアシストアプリケーション。

商用アプリケーションとしては、今のところ最もすごいものかもとの事。
画像のレーンや自動車を画像認識し、
レーンの変更時や車間距離が短くなった時に
警告を出したり、安全運転をサポートする機能を提供しています。

日本の交通事情に対応したバージョンが出れば、
事故もなく快適な運転ができるかもしれないですね。

—-toryu—-

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